なんとかなるさ

ジャニーズに詳しいミーハーです

ジャニヲタ(元)が森山直太朗観に行ってきた

ジャニヲタの異文化体験記第4弾

1~3弾はこちら

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どうも。もはやジャニヲタと名乗ることも憚るレベルの私です。

驚くことなかれ、今年ジャニーズに使ったお金わずか1,417円也(道しるべの初回B)。
しかもCD聞いてなくてDVD1回見たきり。
デビュー以来ずっと行っていたNEWSのツアーは申し込まず。
キスマイのアリーナツアーは他力本願で申し込むも外れ、そもそも広島っていつ?レベル。
ど、ど、どうした!?わたし!?!?!?

この辺の話は長くなるのでまた書くとして、ジャニヲタであることに疲れてしまった私の荒んだ心を癒してくれるのは、直太朗と源さんとキタサンブラックよ。
キタサン大阪杯おめでとう。

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↑妹の彼氏がくれたキタサンブラックのぬいぐるみ。かわいいやろー。

天皇賞春も頑張ってね。
仕事の休憩中に競馬の予想をし、家に帰って競馬BEATの録画をチェックするアラサー。 ……終わってるな。

以前からちょこちょこTwitterでもつぶやいてたけど、実は森山直太朗の顔がめちゃくちゃ好き。
歌もいいし、トークも面白いし、1度は生で見てみたいなーと思っていたところ、母も行ってみたいと言うので、2人で直太朗ライブに初参戦した。

まぁ母がライブに行きたかったのは、直太朗がイノッチの友達だからという不埒な理由なのだが。(母はV6ファン)

初と言っても、アルバム「大傑作撰」の感謝状贈呈式にも行ったので、生太朗は2回目。
感謝状贈呈式は、ショッピングモールの広場で、直太朗がギター、あとキーボードの方の2人だけのミニライブ*1だったのだが、それだけでもやはり歌声に圧倒された。
行き交う人々が足を止めて歌声に聞き入っているという光景を、今でも鮮明に覚えている。
アルバム購入者は、ミニライブの後に感謝状を直太朗から直接手渡しで頂けて、記念写真を撮ってもらえるという大サービス付!!!

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この時、サッと腕を背中に回してくれて猛烈にときめいたよね。はーかっこいい。
デビュー15年目のベテランなのに、まるでデビューイベントのようなことをしてくれる直太朗推さないわけないでしょ。
というわけで、その時に購入したアルバムを聞き込んで、ライブ当日を迎えた。


感謝状贈呈式には、マダムという雰囲気のお姉さま方が多かったので、ライブ会場もそんな感じなのかと思っていたら、意外に男性も多かったし、若い人もいっぱいで、直太朗があらゆる世代の人からも愛されていることが分かった。

オープニングは「嗚呼」

舞台のセットとか詳しくないので、よく分からないのだが、舞台に半透明の幕がかかってて、その幕に映像が映されてて、その後ろに直太朗がいるんだけど、まるで直太朗が宇宙空間にいるみたい!!!!(伝われ)

まるで直太朗の歌声が響き渡るプラネタリウムにいるような気分。みぞみぞした。

1曲目から周りからすすり泣く声聞こえてきて、歌声だけで感動させることができるって本当にすごいなと。

地上40mから登場しなくても、ポップアップで登場しなくても、花火バーン!の特効祭りじゃなくても、感動するもんですね(嫌味)。

2曲目「魂、それはあいつからの贈り物」

1曲目は皆座っていたから「あ、直太朗は座って見るスタイルなのね」と思っていたら、前列の人たちが立ち始めるから、私も慌てて立ったよね。
普段、ペンライトとうちわで両手塞がっているから、手の位置とか気にしたことなかったんだけど、両手何もない状態ってどうしたらいいのか分からなくて戸惑った。
棒立ちもおかしいし、仁王立ちもおかしいし、後ろで手を組むのも腕組むのも偉そうで失礼かなーとか考えているうちに、皆が手拍子し始めて、悩み即解決。

でもさー、手拍子し続けるってけっこう疲れるんだよねー。手かゆくならん??母さん、隣でしょっちゅう手拍子ずれてるし。


3曲目「夕暮れの代弁者」
森山直太朗といえば、皆さん「さくら」「夏の終わり」とかスローテンポの曲が多いとお思いでしょ??


この曲めーっちゃジャジィ~~~~なんです!!!
2曲目の雰囲気とはガラリと変わって、直太朗がハット被ってバリバリ踊っちゃうんですから~~~~!!!!!

会場は一気に宛らJAZZライブのよう。

去年のMステスーパーライブでお母さま・良子さんと一緒に「聖者の行進」歌ってたけど、直太朗振り幅広すぎん??
あのパフォーマンス見たとき、2人のパワフルさに圧倒されたと同時に、楽しそう~~~~~!!!森山家に嫁ぎたかった~~~~~!!!!っ思ったよね。

本人もとーっても楽しそうだった。
そして、相変わらず隣で手拍子がずれる母。残念ながら、裏拍が取れない。

4曲目「太陽」
5曲目「風花」
6曲目「フォークは僕に優しく語りかけてくる友達」

防府公演のお客さんは、直太朗のライブ初めて、なんならライブも初めてです!みたいな人が多かっ印象だった。
↑これは直太朗スタッフもTwitterでつぶやいていた。

ライブ慣れしていないからか、やたらみんな座りたがる。
私は会場の真ん中だったんだけど、後方はけっこう座ってるから私も座った方がいいのかなと思いつつ、でも前の人は立ってるから座ると私が見えないし…とかライブ中余計なことを考えてしまった。

もちろん色んな年代の人がいるから立ちっぱなしキツイ人もいるよね…でもこのパラパラ座っている状態はどうなのか…とか色々考えてたら(私は一体何ポジションなのか)、直太朗も気付いたのか、明らかに座ってしっとり聞かせる曲ではないのに、「皆そろそろ膝もガクガクしてきただろうしー、どうです?この辺りで座るということでお互い手を打つというのは?」って言ってくれた(涙)。なんて気遣いのできる方なの…。

ジャニーズはベテランだけど、あまりアーティストのライブに行ったことがないので、実際どうなの?と思い、「ライブ 座って見る」でググったら、発言小町とか知恵袋とかいっぱい出てきて、あーどのアーティストでも座るか立つか問題ってあるんだなと実感。
でも、直太朗みたいに言ってくれたら、座りやすいし、座った方がいいのか悩む人たちも救われるよね。
ありがとう、なお太朗…←変換がおかしくなってピコ太郎みたいになってもうた。

話がそれてしまったけど、3曲とも良かったです(雑)

7曲目「夏の終わり」
もうねー、この曲本当にいい曲だし、直太朗の歌が上手すぎてため息が出たよね。この曲の良さを伝えられない自分の語彙力のなさを恨む。
出だしのハミングがさー!そりゃ当たり前なんだけど、
めっちゃ良子!!!
良子さんそっくりなの。森山良子の遺伝子恐るべし。めっちゃ良子。
この曲のとき、早くも季節先取りして(ライブは3月中旬)夏終わりそうだった。


突然ですが、ここで私が晩秋に聞きたくなる曲TOP3を発表します!!!!

第3位 森山直太朗 「夏の終わり」


第2位 嵐「夏の終わりに思うこと」



栄えある第1位は…


ジャカジャカジャカジャカ……ジャン!!!

NEWS 「エンドレス・サマー」です!!!!!

ちなみに私は夏が大嫌いです。

8曲目 「うんこ」

夏の終わりからの壮大な雰囲気のまま、ピンスポを当てられた直太朗が♪さっきまで~~と歌い始めるこのシュールさは、行った人にしか分からない。
そして♪やっぱりお前はうんこだな~~~で皆がクスクス笑い出したのウケた。皆大人になってもうんことかしょーもないこと好きね♡

9曲目 「どうしてそのシャツ選んだの?」


10曲目 「生きてることが辛いなら」

この曲って色々発売当初物議を醸したらしいけど、あーだーこーだ言う奴らは全部ちゃんと聞いたのかよと思うよね。
会いたくて震えたことはないけど、この曲は聞いて心が震えたよ。

11曲目 「とは」
12曲目 「金色の空」
13曲目 「星屑のセレナーデ」

↑アフロヘアーで登場した直太朗が、縦横無尽にステージを駆け巡り踊りまくる。
徐にアフロをちぎり、1列目のお客さんに「はい、陰毛~」と渡す。

14曲目 「電車から見たマンションのベランダに干してあったピンク色のシャツ」
↑タオルを振り回しながら客席に下りて走り回る。

15曲目 「坂の上の病院」

この曲本当に意味わかんないんだけど好き。
私は♪待合室に漂っているバニラビーンズの香りは 昔、行方不明になった友達が住んでいたボロアパートの匂いによく似ている~~~~が好き。
ね、意味分からんだろ。

16曲目 「今が人生」
みんなで合唱!!!楽しい~~!!

17曲目 「君は五番目の季節」

この曲とても好きな曲だから生で聞けて嬉しかった。
でも悲しい曲なのね。直太朗…幸せになってね…

18曲目 「どこもかしこも駐車場」

この曲も大好きで、一時期狂ったように聞いていた。
直太朗は火星人なのかな???


19曲目 「さくら」

直太朗といえば、「さくら」で、大ヒットしたけど、そこに至るまでには2世ということへの色々な葛藤とか、地道な努力があってこその「さくら」だという、曲の背景を知ってから聞くとまた重みが違う。
直太朗ってビブラートが本当にきれいなんだけど、あえて伸ばさず余韻を残すのも上手で…ってあー、これ絶対伝わってないな。
どういうことが言いたいか、私が歌ってみせたいくらいなんだけど、とにかくやたらドヤ顔でビブラートきかせるより、余韻を楽しませることができる人の方が表現力があるのでは? と思った次第であります。ん?誰のこととは言いませんが。

20曲目 「12月」

出だしの音をもらわず、歌い始めて「あ!!間違えた!間違えた!!」ってやり直し太朗かわいい♡
「音をもらわずにねー、歌い出すなんて10年早いです」って言ってた。

21曲目 「絶対、大丈夫」
ツアー巡るうちに生まれた曲と言ってたけど、こうやって新曲聞けたらファンは嬉しいよね。


2時間半ずーっと歌いっぱなしで、踊ったり走り回ったり、とても40歳とは思えないはしゃぎっぷり。
ふざける時は誰よりも全力でふざけて、魅せる所はしっかり魅せる。素敵な時間をありがとうございました。

ふざけてる時は、本当に「このおっさんしょうもなっw」って思ってしまうくらいくだらないことばかりやっていて、MCで活動休止中のことをいい感じにかっこよく話していたのに、急に笑い出して「あのー僕こういう雰囲気ちょっと無理でー、お葬式とか笑っちゃいけないとこでもどうしても笑ってしまうんですよねー」とか言って、またかっこよく話し始めるけど笑い始めるっていう件が3回くらいあって、会場は爆笑だったんだけど、私の後ろに座ってた小学生の女の子、何がおもしろいのか分からなかったみたいで、一緒に来てたおばあちゃんに「ねぇどういう意味?何が面白いの?」って聞いてて笑った。
直太朗の冗談は高尚すぎて小学生には分からないらしいぞ。

あの女の子、絶対クラスでしょうもないことやっている男子に「ちょっとー男子ー、バカなことやってないでちゃんとそうじしてよねー」って言ってるタイプやわ。知らんけど。


音楽に詳しいわけではないので、こんな陳腐な感想しか書けないけれど、とにかく森山直太朗、歌はもちろんいいけど、MCもめっちゃ面白いのでオススメ。
暗い曲ばっかりなんでしょ!?とか思っているそこのあなた!!!
明るい曲もたくさんあるし、あんな全力でふざける人見たことないっていうくらいふざけて適当なことばかり言ってて、ライブもいいけど漫談して欲しいくらい♡

あと、生バンドっていうのが声を大にして言いたいけどいいよね。特に気になったのが、バイオリンを弾いていた若い女性なんだけど、ふと気付いたらアコーディオン弾いてるし、またふと気付くとギター弾いてるし、マルチプレイヤー!!!!!!と感動しておりました。

私も音楽やりたくなった。
またギターの練習始めようかな。
ハーモニカも吹けるようになりたいな。


以上、森山直太朗のライブに行ったジャニヲタ(元)の感想でした。


これはめちゃくちゃ余談なんですけど、母と2人でライブに行くのが本当に久しぶりで。
私が高校生の頃、NEWSのライブに一緒に行くと、あの頃はファン層も若かったからか、母と周りの笑うツボが違ってて、変な所で「んふっっ」ってデカイ声で笑うから、前の子が驚いて振り返るということが何度かあって。
今回も変なところで1人で笑ってるし、いちいちこっちを見てくるというのが、「うわ、この母さんの感じめっちゃ懐かしい~~~~~」ってなった。

最近は趣味が合わず、一緒にライブに行くこともなくなりましたが、たまには一緒に行くのもいいかもな。たまにはね。

っていうどうでもいい話でした。

次は星野源さんのライブに行くよーーーーーーー!!!!!!
最近は「星野源しか出ない夏フェスinいつものラジオブース」ばかり聞いているよ。
地獄でなぜ悪い」と「Friend Ship」と「くだらないの中に」が特に好きです。

*1:5ヵ月にわたり全国津々浦々で開催していた