なんとかなるさ

ジャニーズに詳しいミーハーです

ジャニヲタが歌唱王のスタジオ審査に行ってきた

8月某日。

私のスマホに一通のメールが届いた。

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熱血テレビ×歌唱王の一次審査に通った。



歌唱王に応募するには、自分の歌声を録音したものを送る必要があった。
かなり前から募集していたのにも関わらず、締め切りの3日前にやっと録音しに行くという、やる気があるのかないのか分からない、ゆる〜い感じで出したんです。
しかも応募要項ちゃんと読んでなくて、写真の裏に名前書くの忘れてたことに、出した直後に気付くという失態をおかしていたので、こりゃ通らんだろうと思っていたのです。




何故か通っちゃった。



子どもの頃から歌が大好きで、高校生まで合唱団に入っていて、大学でも少しアカペラをやっていたが、合唱をやっていたせいもあって、ビブラートはできないし、テクニックがあるわけでもないので、まさか通るとは思っていなかった。


その後、書面でもスタジオ審査への案内が送られてきて、本当なんだなと実感。


自分の歌が認められたという嬉しい気持ちもあったが、Twitterやインスタで、同じ予選会に出場する人たちの動画を見て自信をなくす。みんな上手すぎやん…


普段、あまり緊張しない私が、予選までの2週間は緊張でおかしくなっていた。
仕事中も動悸がし、寝つきが悪い上に、明け方目が覚めて眠れず、お腹の調子がずっと悪かった。
早く予選の日がきて欲しいようなきて欲しくないような、私ってこんなに繊細だったのねと改めて気付かされた2週間だった。

週3くらいでカラオケで練習していたのだが、全然上達せず、たった2週間なのにスランプに陥り、歌うことが嫌になりそうだった。
これ、歌手の人たち大変やわ…活動休止もしたくなるわ…ってなんちゃってアーティスト気分も味わってみた。


前日は早めに寝たのだが、2時半に目が覚めてしまいそれから緊張でほとんど眠れなかった。
横でぐーすか気持ち良さそうに眠る旦那が恨めしかった。

人前で歌うことには慣れているはずだったのだが、スタジオで、人に審査されるという経験は初めてで、プレッシャーに押し潰されそうだった。
今考えると、お前に何のプレッシャーがあるんやと思うが、極度に緊張していた。


そして当日。

朝、カラオケで声出しをしようと思い、会場近くのカラオケに行き、意気揚々と受付に入るも、「12時からです」と言われる。

私って昔から詰めが甘い。

きちんと調べとけば慌てなかったのに、近くのカラオケを探して移動しようとするも迷ってさらに焦る。


結局1時間くらいしか声出しできず、バタバタと山口放送へ向かう羽目に。


会場にはすでに出場者とその応援団がたくさんいた。

私の母親と友人、そして何故か職場の上司も応援に来てくれていた。

バタバタと受付を済ませ、アナウンサーから出場に向けてのインタビューを受ける。
緊張して何答えたか覚えてないけど、とにかく高松アナがかわいい。

出場者がスタジオに呼ばれ、初めて大好きな熱血テレビのスタジオに入る。

スタジオに入るなんてことも滅多に出来ない経験だからそれだけでもテンション上がった。

熱血テレビってちょるる県民ならたぶんみんな知ってる、夕方のローカル情報番組。
私、熱血テレビの大ファンなので、仕事休みの日は必ず見てるし、メールも何回か読まれたことあるし、クイズコーナーに電話で出演して、3万円の商品券もらったことある(←軽く自慢)。

ちょるる県民に熱血テレビのクイズコーナーに当たったよ!って言ったら大体みんな分かるし、羨ましがられる。
私も実際クイズコーナーに出た日、知り合いから何通かLINEきた。みんな見てるのね。


熱血テレビの話はこれくらいにして。


全員がスタジオに入った後説明があり、自分の歌う曲をデンモクに入れていった。
その後、控え室に戻り、自分の順番を待つ。

スタジオの様子は控え室と、付き添いの控え室のテレビで流れていて、リアルタイムで見ることができた。

自分が呼ばれ、スタジオに入り待機。

前の人が歌う様子を間近で見ていると、どんどん緊張して喉が異様に乾いてきた。水を持って入るべきだった。


ついに私の番になり、立ち位置へ。

緊張をほぐそうと高橋アナや審査員の方が話しかけてくれる。

あ、ちなみに審査員の1人はジャニーズJr.一期生の板野としおさんだったよ。

ウィキペディアによるとJOHNNYS'ジュニア・スペシャルっていうグループだったらしい。ちょっとジャニヲタの血が騒ぐ。




歌い始めると、スピーカーが目の前にあるため、声が跳ね返ってきて全く自分の声が聞こえず歌いづらい。
マイクを持つ手がガタガタ震えるのが分かるくらい緊張していたが、なんとか歌い終える。


審査員の方からも、緊張してて高音が出てなくてもったいなかったと言われる。それでも9点満点のうち5点もらうことができた。ありがたや〜。

最後に審査員の方に「左手の指輪が光ってましたね〜」と言われ、何故か、芸能人の結婚の会見のようにカメラに向かって左手を見せる羽目に。

「新婚さん?」と聞かれ、「いえ…もう結婚して4年になります…」

なんかすみません。


緊張から解放され、スタジオから控え室に戻ると、上司が花束を持って現れた。
しかし、この花束の件、その前にも何度かやっていたので、私は一生懸命驚くフリをした。

テレビって大変ですね。

終わって控え室に戻ると、母に「緊張しててこっちが緊張したわ!」と散々言われ、友人には「ほら、モー娘。のオーディションで紺野あさ美って全然ダメだったけど、将来性を見越して合格したから、かぼちゃもまだ分からんよ」と言われたのだが、友人よ、それ励ますつもりで言ってるんだろうけど、あんまりフォローになってないよ。でも、ありがとね。


結局、私の歌唱王挑戦はこのスタジオ審査で終わった。
本選に進めなかったことより、緊張して全然本来の自分を出せなかったことが悔しかったが、初めてだったし、まぁ仕方ないか、初めてにしてはよく頑張った!私!っていう気持ちもあり、なんとも複雑な気持ちだった。

それなのに母が「こんなんじゃ恥ずかしくて人に言えんわ」とか「場慣れが必要やね」とか、しつこくあーだこーだ言ってくるから、腹が立った。
自分が1番力不足だったって分かっとるわ!!!頑張ったねの一言はないんかい!!!!控え室で軽くキレた。



その後、山口放送の深夜番組で、熱血テレビ×歌唱王の特別番組の放送があった。

5点だったし、そんなに映らないだろうと思っていたが、サビの部分を歌っている姿とインタビューをバッチリ放送していただいた。
恥ずかしいやら嬉しいやら。
事前に母から「緊張してて全然歌えてなかった」とかなりハードルを下げられていたため、自分の姿を見ても、そこまでショックを受けることもなく、まぁこんなもんかという感じだった。


他の人たちはみんな本当に上手で、井の中のかぼちゃ、大海を知った。
歌手に対して、少し自分が歌をやっていたということもあり、かなり上から目線で色々言っていたが、そんなこと言える立場ではないということを痛感した。
スタジオで人前で歌えるだけでもすごいことよ。
歌手の人みんな尊敬する!!!

コヤシゲの歌のことボロクソに言ってたけど、人のこと言えねぇって感じ。
アナウンサー気取る前にボイトレ行けよ!!とか、シゲ声デカすぎだろ!!とか言ってごめん!!謝る!!!
指原さん、フォーチュンクッキーの「占ってよ♪」がいつも下手すぎ!私の方がうまい!とか言ってごめん!!!謝るわ!!!

まぁ横尾さんよりはうまく歌えたと思うけど。




実は、NHKのど自慢にも応募してて、予選会に出る予定だったんだけど、台風で中止になってしまった。
歌唱王の反省を活かして頑張ろうと思ったんだけど、こればっかりは仕方ない。残念。


歌唱王のおかげで少し自分に自信が持てた気がするし、人前で歌うことを楽しむ余裕はまだなかったけど、本当にとてもいい経験になった。
ありがとう、熱血テレビ!!!




この話には、後日談がありまして。
この歌唱王の山口放送の代表決定戦が、先日KRY秋まつりであった。

KRY秋まつり、大好きで毎年行っているので今年ももちろんはりきって行って、アナウンサーカレンダーを買い、アナウンサーのサインブースに並んでいたんです。

そうしたら、ちょうど歌唱王の司会をされていた高橋アナと高松アナがサインブースにいて。
たぶん分からないだろうから、自分から「先日は歌唱王の予選でお世話になりました」と名乗ろうと思っていたら、お二人が「あれ〜!?どこかで見たと思ったら!!」と気付いて下さった。

嬉しすぎる〜〜!!!!

そして、高橋アナが大きな声で「歌唱王の予選に出場された方ですよ〜!」と言うもんだから、周りの人たちが拍手してくれるという。ちょるる県民、温かい(涙)
知らないおじさんにも「今日は出んのか!熱血テレビでやりよったな!」って声かけられるし。

高松アナのサインにこんな一言が〜!!

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嬉しすぎる〜!!

お二人にも「また来年頑張ります!」と宣言したし、来年も歌唱王予選に出場できるように、頑張るでい。
そして、来年は秋まつりのステージに立てるように精進します。
今月から歌を習いに行くことにしました。楽しみ〜〜!!!!


以上、ジャニヲタが歌唱王の予選に出た話でした。


ジャニーズの人たち、何万人もの前で歌いながら踊るなんてほんっとうにすごいっ!!!